こんにちは、よーです。今回はファミリーキャンプを始めるときに必要な道具や予算についてお伝えします。
家族でキャンプをはじめたいけど、そもそも道具を揃えるのにいくらかかるのでしょうか?
キャンプ道具は星の数ほどありますし、お金をかけようと思えば底がありません。
世に言う”キャンプ沼”です
有ればあるだけ便利で楽しいですが、お金もかかります。
逆を言えば、最低限のものに留めたり、少しグレード下げることでコストは抑えられます。
この記事ではファミリーキャンプの道具を一式を揃える場合に必要となる平均予算をお伝えし
まず「揃えるなら」押さえておきたいアイテムをそれぞれご紹介します。
個人的に、やるならちょっとは”映え”も意識したいなーと思っているので、その辺も考慮しています。
これからキャンプを始めようと思っている方はぜひ参考にしてください。
初期費用は決して安くはない
家族構成を3~4人(夫婦と子供)とすると、ある程度必要なアイテムやサイズが決まってきます。
超快適に過ごすか、必要最低限に抑えるかにもよりますが平均的な予算は・・・
\ずばり20万円前後です/
もちろん平均なのでもっと抑えることも可能ですが、それでも決して安い金額ではないですよね?
一気に揃えるか、レンタルなどを活用しながら少しずつ揃えていくかはご家族で相談しましょう。
ファミリーキャンプをするために揃えたい最低限のアイテム
揃えるなら、最低でもおさえておいきたいアイテムをご紹介します。
人数3~4人の家族構成を想定しています。
①テント
小さなお子さんがいる場合、テントはなるべく早く設営したいところですね。
おススメは比較的設置が簡単な、「ドーム型」と「ワンポール型」のテントです。
ドーム型は慣れれば一人でも可能です。2人いればスムーズに設置できます。
ワンポールは一人でも設置がしやすいタイプで、最近人気が出ています。
私もどちらにするか迷いましたが、ワンポールはテント中央にポールが入るので寝る時に邪魔になるかなと思い「ドーム式」に決めました。
インナーマットとグランシートがセットになっているスタートパッケージがお得です。
DODのワンポールテントはお値段20,000円前後とお手頃価格で人気です。
※インナーマットやグランシートは別売りです。
②ランタン
キャンプ場は基本自然の中に作られているため、夜は真っ暗です。
特に初めは想像以上の暗さを体感するでしょう。
灯りは安全と安心には欠かせない道具の一つで、全体を照らすもの、手元を照らすものなど複数用意が必要です。
ランタンは「ガズタイプ」・「ガソリンタイプ」・「LEDタイプ」に分かれますがファミリーキャンプで安全で使いやすいLEDタイプがおすすめです。
4分割ができるのでさまざまな使い方が可能。
USB付きなのでスマホの充電もできます。
軽量かつコンパクトでさまざまなシーンに合わせて使うことができます。
③寝具(シュラフ・マット)
シュラフは季節や使用温度帯によって、最適な形やサイズ、素材が異なってきます。
無駄なスペースをなくすことにより保温性を保つ「マミー型」と、布団と毛布がセットになっている形状で寝返りのしやすい「封筒型」に分かれます。
初心者の場合、特に初めは比較的温かいシーズンで行うことが望ましく、子供と一緒に入ることもできる「封筒型」がオススメです。
そしてシュラフと同じくらい重要なのがマット。
テントのインナーマットだけだと(私の場合)次の日背中がとっても痛くなります。
快適な睡眠を得るためにはシュラフの下に敷く寝具用のマットもお持ちいただくことをオススメします。
同じ品番ならシュラフ同士の連結ができるので、お子さんと一緒に寝ることもできます。
春から秋用でオススメ。
インフレータマットはバルブを開けるとある程度「自動」で膨らんでくれます。
④ペグ&ハンマー
テントやタープを張る際、張り網と連結して地面に固定するためにペグが必要です。
ひと口にペグといっても、プラスチック、アルミ、ステンレス、鍛造(たんぞう)などさまざまな種類があります。
テントを購入した際、備え付けのペグが入っているかと思いますが、強度は若干弱め。
できれば強度とある程度の長さがあるペグ、ペグを打ち込むハンマーは別で用意したいところ。
強度がある鍛造ペグは硬い地面や砂利などでも打ち込みやすく便利です。
グリップが滑りにくくなっているので安心です。
⑤テーブル
家族でくつろいだり料理を並べるのに必要なのがテーブル。
ファミリーキャンプではぜひ用意したいアイテムですが、高さや大きさデザインは様々です。
大きく分けると、高さ約70cm(腰くらい)のハイスタイルと、高さ40cmで地面に近いロースタイルがあります。
ハイスタイルは立って調理などの作業がしやすく、デイキャンプやバーベキューでよく使われます。
ロースタイルは子供も食事がしやすくファミリーでのキャンプ泊に好まれます。
コンパクトにたためて持ち運びも便利です。キャンプ映えします♪
⑥クーラーボックス
野外で過ごすために冷蔵用保冷道具であるクーラーボックスやクーラーバッグが必要になります。
飲み物だけでなく、食事に使う食材を保存したりするのでファミリーキャンプの場合ある程度の大きさが欲しいところ。
車の積載も考えつつ検討しましょう。
氷や水を入れることもできますが、食材を入れる場合は保冷剤を使用します。
2リットルのペットボトルが縦に入ります。デザインもオシャレ。
保冷力抜群のロゴスの保冷剤。
複数枚持っておくことをオススメします。
⑦チェア
テーブルと同じく高さがあるハイチェアと地面に近い状態で座るローチェアに大きく分かれます。
お持ちのテーブルタイプに合わせて揃えましょう。
子供と一緒に座れるベンチタイプのチェアもあり、お子さんの年齢を基準に選んでもいいかもしれませんね。
360度回転するタイプではお手頃価格でオススメです。
ゆったり座れるロータイプのベンチです。
⑧コンロ・バーナー
食事を作る場合はもちろん、お湯を沸かすにもコンロやバーナーは必要になります。
本格的に調理するならツーバーナー。
お湯を沸かしたり、簡単な調理のみならシングルバーナーやカセットコンロ。
キャンプスタイルに合わせて用意しましょう。
2バーナータイプの中でコンパクトに納まるのがコチラ。
シンプルな使いやすさを求めるならガスコンロもオススメ。
⑨タープ
日差しや雨を防ぐために大きな布を屋根状に張るものです。
特に夏場のキャンプでは日差しが強く日陰を作る必要があるので、時期によっては必須のアイテムとなります。
「ヘキサ型」や「シェード型」「レクタ型」など様々な形状があるので、テントのデザインや形状を考えて組み合わせるイメージで揃えることをオススメします。
ポール・ペグ・延長ベルトなどオールインワンで揃っているDODのヘキサ型タープです。
フレームにシェードをかけて足を伸ばすだけで設置ができます。
⑩焚き火台
必ず必要かと言われるとそうではありませんが、焚き火こそキャンプの醍醐味と考えている方も多いはず。
焚き火そのものを楽しんだり、焚き火台を利用して調理したりと用途は様々です。
個人的には、子供が小学生以上になって火の取り扱いを覚えられる年齢になってから使うことをオススメします。
使いやすさ、耐久性ならユニフレームを選んで間違いなし。
専用の収納ケースはあると便利です。
簡単に設置ができシンプルかつコンパクトなデザインです。
焚き火をする場合、キャンプ場によっては細かな決まりがあるのでよく注意して使いましょう。
周りの人や地面の芝などに対しての配慮、灰や炭を捨てることも想定して焚き火は行わないといけません。
「焚き火フィルター」「焚き火シート」「火消し壷」、この辺りは一緒に揃えておくと安心です。
⑪グリル
主にバーベキューを楽しみたいファミリーにはグリルがオススメです。
炭を使うタイプが多く、サイズも小型の卓上用のものから脚付きの大型のものまで様々です。
ポータブルな蓋付きタイプの中型グリルもよく見かけられます。
オールステンレスでサビに強いコールマンのグリル。
卓上タイプはコンパクトで持ち運びも便利です。
⑫クッカー
キャンプで調理をするならある程度は調理器具を用意したいところ。
種類は様々で、アルミ製、ステンレス製、チタン製、ほうろう製などがあります。
統一感を持たせればキャンプ映えにもなりますね。
ただ初めは、自宅で使い慣れているフライパンやナベを持っていき、慣れてきたら少しずつ好みに合わせて購入するのもいいでしょう。
アルミ製の軽量クッカー。フライパンとポットのセットです。
ご家庭の車にどれだけ荷物が積めるかによって、揃えるアイテムも変わってきますね。
↓こちらの記事では我が家が利用している軽自動の積載事情をご紹介してます。
1回当たりのキャンプの費用は?
日本オートキャンプ協会による「オートキャンプ白書2020」によると
1泊2日の1回当たりのキャンプ費用(高速代、ガソリン代、キャンプ場使用料、食材など)は平均で2万1695円、18年と比べ約3千円減っている。
引用:観光経済新聞より
とのことで、年度に差はあれど2万円前後が平均予算と言えます。
ですが、この辺りも工夫次第では価格を下げられる要素は全然あるので、家族で相談してみましょう。
- 下道で行けるキャンプ場を選ぶ
- 区画サイトより「フリーサイト」を選ぶ
- 食材は前日にスーパーで調達しておく
- 家にある食材や調味料を使う
- インスタントや簡単に調理できるレシピを取り入れる
キャンプの開放感からか当日は財布の紐がゆるくなりがちです。
できるだけ事前の準備を入念に行い無駄な出費を避けましょう。
日用品やレンタルを上手に取り入れる
キャンプ用品を一度にすべて集めるのはなかなかお金がかかりますよね。
私も欲しいアイテムはめちゃくちゃありましたが、一気に揃えたわけではありません。
キャンプ場によってはキャンプ用品をレンタルしてるところもあるので、上手く活用すれば初期費用の節約はもちろん、荷物の軽減にもなりますね。
キャンプを重ねていくと、自分の好きなキャンプスタイルも見えてくるので、それに合わせてアイテムを揃えた方がムダが少なくて済みます。
行きたいキャンプ場がレンタルを行っているか確認してみてましょう!
キャンプ場のレンタル用品が不明だったり、どんな種類か分からず不安だったら
こちらのキャンプ用品をレンタルできるサービスもオススメです。
好きなレンタル品を選んで、指定のキャンプ場で受け取ったり自宅に送ってもらうことも可能です。
気になる商品をまずこちらのサービスを使ってみて検討するのもアリですね!
まとめ:ファミリーキャンプは今しかできない!
家族でゆっくりした時間を過ごしたり、ちょっとしたハプニングを経験したり、野外でご飯を食べたり、焚き火を囲んでおしゃべりしたり・・・
キャンプは家族の思い出作りに最適なイベントです。
子供がいつまでもキャンプに付き合ってくれればいいのですが、きっとそうではありませんよね。
多くの場合、子供の方が部活動や習い事で忙しくなり予定が合わなくなって行きます。
今しかできない「最高の思い出づくり」をしませんか?
今まで、必要な予算やアイテムがイマイチ分からず躊躇していた方の参考になれば嬉しいです。
最後までありがとうございました。